タマネギの栽培は、過去、慣行農法(ただし有機肥料栽培)でやってきたが、2017年から、一毛作で無肥料栽培に取り組むこととした。
参考としたのは次の農法である。
「たんじゅん農」との出会い、そして河名秀郎さんの「自然栽培」との出会い
三浦伸章「ガッテン農法」を知る
なお、他の野菜も基本的に無肥料栽培とし、かつ、連作としたが、連作を嫌うエンドウを4年ローテーション作付けとし、エンドウ1畝とカブ・大根をセットとし、タマネギ2畝とで交互作付けしてきた。でも、2022年から輪作はエンドウ1畝とカブ・大根のセットだけで行うこととし、タマネギ2畝は連作することにした。
ところで、タマネギは無肥料だと玉がいかにも小さくなり、これではとても無肥料栽培成功とはいえず、2022年から微肥料栽培(苦土石灰と牛糞堆肥を少々)することに方針変更した。
参考:2021年までの栽培記録→タマネギの無肥料栽培
なお、従前の有機肥料栽培の記録は「タマネギの有機肥料栽培」に記録を残す。
※タマネギの収穫適期:葉が倒れてから1週間後、遅くとも10日後
収穫時に根を切って、畑で2日ほど天日干し
軸を15センチほど残すと新芽の伸び遅らせることができる
<2024年度>
タマネギ栽培は2畝(ただし、2024年から半畝はニンニクとし、1畝半の栽培)で、3年前から一毛作の連作(ただし、後作として2023年は一部にトウモロコシ、2024年は1畝をキュウリ栽培)をしている。
タマネギは無肥料では小玉となり、肥料を増やすに比例して大きくなる。そこで、今年は、従前どおり(数年前と同様)通常並みに肥料を多くすることにした。
8.17東畝はキュウリ第4弾を栽培中で、西畝はカボチャのツルが少々伸びてきており、畝は雑草が繁茂している。そこで、ツルを撥ね退け、雑草を鎌で大雑把に刈り取って後、マンノウで草叩き。
9.23キュウリ第4弾の垣根壊し、畝の草叩き。西畝の草叩き。
9.27肥料(苦土石灰、種粕、鶏糞、有機肥料粒)を十分に撒き、畑起こしもどき
10.21マンノウで畝の草叩き
11.4再度マンノウで畝の草叩きをし、畝の整形、苗植え付け(200本)
南の方(1畝)に晩生100本を3列植え、北の方(2畝)に中早生100本を2列植え(一部3列植え)、畝の端を少々盛り土し、籾殻流出防止。
11.9ずっと雨なしゆえ水やり、籾殻被せ
11.25タマネギ保存で腐りにくくするするためには鉄分の多い土壌がいいとのことで、使い捨てカイロから取り出した鉄粉を施肥
12.30細かな雑草の草引き、籾殻追加被せ
2025.3.1草引きしつつ、畝の法面を小型コテで草叩きし、整形
4.12草引きしつつ、畝の法面を小型コテで草叩きし、整形
<2023年度>
タマネギ2畝は一昨年から一毛作の連作となる。一昨年まで無肥料としたが、昨年度は無肥料栽培を止め、植え付け前に苦土石灰を振り、牛糞堆肥を軽く撒いて、微肥料栽培とした。そうしたところ、小玉だがけっこう大きな玉となった。そこで、今年はもう少し肥料を多くすることにした。
5月末にタマネギの収穫後は、隣畝のカボチャのツルを這わせ(といってもチョウ不作でどれだけもツルは這わず)、8月下旬ににそれを片付け、スギナをテボで掘り出し、マンノウで草叩き。9月初めと9月17日にも同様に草叩き。
なお、南のほう4分の1程度は8月中旬にトウモロコシ第5弾の作付けをし、それが収穫は少々早いが10月14日に終わらせ、畝整備に入った。
10.14スギナをテボで掘り出し、施肥(苦土石灰、鶏糞、種粕を適量)。畑起こしもどき。
10.22スギナをテボで掘り出し、畝の草叩き、粗整形
11.5テンワで草叩きし、畝を台形に。籾殻が流れ落ちないよう淵は少し高くする。
昨年同様、苗は200本強(一昨日購入:中晩生)を2列植え。株間20cm弱。
土が乾いているが、明日は雨で水やりせず。籾殻を分厚く被せ、雑草防止。
11.19風で籾殻がけっこう飛び、追加被せ。畝の東法面をコテでかき上げ、防波堤に。
12.10細かな雑草を手で草引き
2024.2.3ていねいに草引き、法面の草叩き
3.16再度草引き
5.4ネギ坊主ちぎり(5.12、23も)
5.12まだ玉は小さいが、大きそうなものを3玉初収穫。
5.25だんだん玉が大きくなり、少しずつ収穫中。今日は6個。
6.8軸折れしだし、うち大きい玉を30個ほど先行収穫。施肥が効いたのだろう、まずまずの大きさに育つものがけっこうあるも、肥料控えめにつき、小さな玉が過半。
6.14概ね軸折れし、全部収穫。根切りし、天日干し。評価★★★☆☆(少々甘いが)
6.16畑から回収。軸の硬いものは首から斬り落とし、早めに使うことに。軸折れし枯れてきたものは苗用トレイに入れ、当面、別棟の軒下で天日干し。
6.20良く乾いた。大きいものは首元から切り、早めに使用するトレイに。
中ぐらいの玉以下のものは枯葉をもみちぎり、大きさ分類して4トレイに入れ、納屋軒下の棚の上に保管。
<2022年度>
タマネギ2畝は昨年からの連作となる。昨年まで無肥料としたが、今年度は無肥料栽培を止め、植え付け前に苦土石灰を振り、牛糞堆肥を軽く撒いて、微肥料栽培とする。
6月にタマネギの収穫後は、隣畝のカボチャのツルを這わせ、8月末にはそれを片付けはしたが、雑草が生えるがままにしておいたから、9月下旬に草刈機で草刈り。
10.02肥料(苦土石灰、牛糞堆肥)を少々撒き、畑起こしもどき。
10.23細かな草が生えており、テンワで草叩き。スギナをテボで掘り出す。
11.6テンワで草叩きし、畝を台形に。籾殻が流れ落ちないよう淵は少し高くする。
今年は苗を100本減らし、200本としたから、2列植えで株間も広くした。
土が乾いており、当分雨が望めないので水やり。籾殻を分厚く被せ、雑草防止。
11.27細かな雑草を手で引く。ほとんど全部が活着。
11.28畝間を鍬で軽く削り、法面に土寄せ(籾殻が風で飛ばないように)
2023.1.15細かな雑草を手で引く。
3.12草引き(南のほうスギナ掘り出し)、畝尻整形
3.20南のほう再度スギナ掘り出し
4.2細かな草の草引き、再度スギナ掘り出し
5.4ネギ坊主が所々で出ている。それをちぎり取り
5.24おおかた軸折れして3日しか経っていないが、天気都合で今日全部収穫。
今季は、肥料(苦土石灰、牛糞堆肥)を少々撒いたから、例年より大きな玉となった。もっとも、十分に肥料を入れる慣行農法に比べれば不作と言えるが。評価★★☆☆☆
スギナが随分と生えており、テボで掘り出し。
2024年11月04日
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